たとえば、支配権を主張する現地に実際に
軍隊などを駐留させている場合などに、実効支配がなされているとされる。一般に実効支配という言葉が用いられる事例は、
外国政府による領有または政権そのものの
承認が伴っていないケースが多い。承認がなされない理由は、当該地域に関する他国との領有権問題や政権の
正統性に対する懐疑などである。承認を受けていない政権で国家の一部の領域を実効支配するものは、「
ゲリラ」「反政府組織」などの名称で呼ばれる。全土を実効支配する政権が承認を受けないことは稀だが、当初の
ソビエト連邦(ソ連)のように新政権のあり方に他の既存国家が難色を示している場合に起こりうる事例である。