2005年の
郵政国会の8月本会議採決では、牛歩戦術の時とは逆に与党が記名投票を、野党が押しボタン式投票を主張した。これは
郵政民営化法案を可決したい与党としては、押しボタン式投票では誰が造反したかすぐにはわからないために造反を誘発すると考えたため、誰が造反したかすぐにわかる記名投票を主張した。最終的に投票方法は記名投票となった(採決結果は自民党から反対22票・棄権8票の造反が出て否決)。
起立式投票や記名式投票では所属政党の他議員の反応を確認しながら意思表示ができるため、投票を間違えることはない。しかし、押しボタン式投票では他議員の反応を確認できないため、間違えて本来の意図に反した投票をすることがある。
なお、議長の「これにて投票を終了致します」と投票終了の宣告があるまでは、投票について議席に「取消」の押しボタンがあり、投票を押し直すことが可能なシステムにはなっている。